2010年5月9日日曜日

- introduction -

ハッピー・トコ (HAPPY TOCO)

佐藤聡子(Violin) 榊原光裕(Piano) 岩谷真(Bass) 岸川雅裕(Drums)


みなさま、こんにちは♪ ハッピートコと申します。

私たち4人は、これまで、いわゆるジャズにくわえ、ボサノヴァ、ミュゼット、タンゴ、クラシックなど様々なジャンルの音楽をもとりあげ、つねにピアノの榊原光裕のアレンジで広義のジャズとして発信してきました。榊原光裕曰く「ジャズというのは、何かにこだわっていたらそこで死ぬ。常に、今ない形を求めるのがジャズ。」その持論をもってこそ、榊原光裕はちょうど20年前に、いまや日本国内外から人が集まる定禅寺ストリートジャズ・フェスティバルを立ち上げもしたのでした。100年という、歴史としてはわずかな時間のなかで、つねに変革をしつづけたジャズ。Happy Tocoも、巷で言われる狭義のジャズにはこだわらずに、ジャンルやカテゴリーではない、スタンスひいては思想としてのジャズを追求するユニットでありたいと思っています。

 そのような私たちがこのたび、秋田県大潟村の「河内スタヂオ」に籠もり、ファーストCDを録音をしてまいりました。できるだけ私たちのさまざまな表情が伝わるように・・・と選曲しました。弾けそうな愉しさも、深い哀しみも、切ない愛おしさも、静かな歓びも・・いろいろな想いがつまった1枚になったのではないかと思います。みなさんのそばに、ずっとそっとある1枚になれたらうれしく思います。 (佐藤聡子)

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